1周年を迎えました。

先日、10月6日、ゲストハウス蔵はおかげさまで無事
1周年を迎えることができました!!

1年前、オープンしたばかりのころは、
本当に須坂に海外バックパッカーや日本の旅人が
須坂を訪れてくれるのだろうかと、私だけではなく
須坂の多くの人々にご心配いただきました^^;

でも、この1年、1,000人を超える国内外からの
旅人が須坂を訪れ、口々に「いい町ですね~。」
「今まで通過してたから、寄ったことがなかったけど
すごくいい雰囲気のまちですね~。」などなど、
みなさま須坂滞在を満喫してくださいました。

そして、町の方からも少しずつですが
「須坂に外国人が増えたね~。」という声も
届くようになりました。
これまで須坂を歩くことのなかった外国人バックパッカー。
心優しい須坂の町の方々が何度道に迷った彼らを
ゲストハウス蔵まで送り届けてくださったことでしょう。
須坂のみなさま、本当にありがとう!
そして、これからも、町で大きなリュックを背負って
歩いている彼らに気軽に「ハロ~」と声をかけてください。

初年度は26もの国と地域よりご宿泊いただきました!
本当に毎日毎晩、いろんな国の方からいろんな話が聞けて楽しいです。
一番遠くはコロンビアから。
彼は年末年始に滞在してくれて、蔵からすぐ近くの奥田神社で
一緒に鐘をつきました。

1周年を迎えました。
(コロンビアからのゲスト)

最近では、イスラエルからのゲストも増えている蔵なのです。
以前宿泊してくれたイスラエルゲストが、国へ帰ってから
お友だちに蔵をオススメしてくださり、そのお友だちが本当に
泊りに来てくれたときは、なんだか不思議な気分といいますか、
とってもうれしかったですね。

1周年を迎えました。
(1番手前の女性fromイスラエル)

年間宿泊日数第2位を獲得しちゃうほど、須坂に長いこと滞在し、須坂を気に入りゆっくりのんびりしてくれたゲスト。
2か月半に及ぶ彼の日本旅行中に、須坂のおいしすぎるぶどうを食べるためにまさかのcome back.

1周年を迎えました。
(うしろの緑シャツのゲストfromオーストリア)

よく地元の方たちに聞かれるのが、
「どうして外国人の旅人が須坂に来るの?」という質問です。

まず、彼らは実は「須坂」には来ていないのです。
残念ながら、「須坂」という地名は彼らにとっては全くもって無名の地。
では、なぜ、須坂に来るのか。
答えは明らかなのです。
「スノーモンキーに近いから。」

スノーモンキーって?
と実はスノーモンキーは日本人ゲストにはあまり認知されていません。
日本語では「地獄谷温泉」「地獄谷野猿公苑」。
おサルが温泉に入っているところです。

こちらの画像を見たら、あぁ~!と思う方も多いのではないでしょうか。
1周年を迎えました。

ゲストハウス蔵を訪れる約9割の外国人ゲストの目的は
このスノーモンキーでした。
驚くことなかれ、中には、須坂・長野を訪れる目的ではなく、
「日本」に来る目的がこのスノーモンキーだというゲストも少なくないのです!
聞けば、ヨーロッパやアメリカ・カナダには野生のサルは生息していないのだとか。
だから、野生のサルをあんなにも間近で見られること自体が楽しくてしょうがないらしい。
そして、温かいところに生きるはずのおサルが冬には雪をかぶって温泉に入っている。
温泉に入ること自体、日本に来て初めて経験することの多い彼らにとって、
おサルが雪降る中、寒さを耐えしのぐように温泉につかっている姿。
これは彼らにしたらミラクルコラボということなのでしょう。
「スノーモンキー」という名前から、冬のイメージが強いですが、
スノーモンキーのおサルたちは年中365日毎日山から下りてきます。
夏でも雪こそありませんが、おサルたちを間近で見られるということで
蔵のゲストは夏も皆よくスノーモンキーへ出かけていきました。

というわけで、「須坂」を目的に来ているわけではありませんが、
平均2~3泊、長い人で1週間ぐらい滞在する外国人バックパッカーは
滞在中、須坂も満喫してくれています。

まずは、蔵周辺の飲食店。
お世話になりっぱなしです。
初めての「馬刺し」に挑戦して感激したり、
これはオーストラリアじゃドックフードだね、といってホルモンの噛み切れなさに
苦戦してみたり^^;
見ているだけで楽しい骨董屋さんのような店内では
店主の粋な計らいで南京玉すだれを体験させてもらったり。
おそば屋さんだと思って入ったお店が地元の人でにぎわうスナックで、
英語の歌をたくさん歌って帰ってきたり。
それぞれに、須坂ならではの夜を楽しんでくれています。

朝のお散歩も外国人ゲストには人気です。
東京や京都など大きな都市を巡っている彼らにとって
須坂は本当の日本の田舎の生活を垣間見るいい場所となっています。
お散歩中に撮った彼らの写真を見ると、へぇ、こんなのが目に留まるんだ~という
写真がたくさん。
酒屋さんの軒先に積まれたビールケースや、たばこやお酒の自動販売機、
白い車ばかりのSEIYUの駐車場など(笑)
私たちにとっての日常が、彼らには目新しく映っているんですね。
そうそう、お散歩途中のおやきも、朝ご飯には大人気です。

わたしとしては、きっかけはどうであれ、
せっかく須坂を訪れてくれたのだから、やはりこうした須坂の日常を
もっともっとゲストに楽しんでもらいたい。
楽しんでもらえるよう、もっと努力もしていきたい。そう思います。

日頃より応援してくださっている皆さま、
本当にありがとうございます!心から、心から、感謝しております。
2年目を迎えた蔵。
これからもたくさんの旅人が集う宿となるよう、
長野を・そして須坂を楽しんでもらう拠点となるよう、
がんばりますっ!!
これからも、どうぞ、よろしくお願いいたします!!!!

ゲストハウス蔵
サミーラ&まりな。

追伸;
思わず長くなってしまいましたので、
1周年パーティーの様子はまた別でご報告いたします!^^;

Guest House KURA(ゲストハウス蔵)
長野県須坂市にある古民家宿
cheap and budget hostel in Suzaka, Nagano
http://www.ghkura.com/



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2013年10月15日 Posted byGuest House KURA at 22:17 │Comments(0)Events イベント

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