カフェLa Vie Lenteよりお知らせ

ゲストハウス蔵併設のカフェLa Vie Lenteよりお知らせです。

これまでたくさんの方々にカフェでランチを召し上がっていただきました。
おいしいと言ってくださったり、また来ます、と言ってくださった方々、
わざわざ須坂まで足を運んでくださった方々、
本当にありがとうございました。

大変申し訳ございませんが、
La Vie Lenteでは、ランチのご提供を終了させていただきました。

現在、La Vie Lenteでは、OPEN当初から目標としていた
「タルトタタンが食べられるカフェ」として、営業しております!
定休日の木・金以外、タルトタタンとお飲物をご用意させていただいております。

「タルトタタン」をご存知ですか?

カフェを営業している私の母と、タルトタタンとの出会いは
もう20年以上も前のことです。
当時、母がよく読んでいた『家庭画報』に京都ラ・ヴァチュール (La Voiture)の
タルトタタンが紹介されました。
その記事を見て、母は衝撃を受けたそうです。
こんなケーキがあるのか。
こんなに一つのケーキにこだわって作っている人がいるのかと。
母はずっとその記事を大切に取っておきました。

私が小さいころ、母はずっと専業主婦でした。
わたしが家に帰るといつも手作りのケーキがありました。
だから今太っているわけではありませんけど(笑)
ケーキを作ることは母にとって日常でした。きっと。
これまでカフェで提供していたシフォンケーキも
ずっと子供のころから食べてきたものです。
今では目をつむってでもシフォンケーキは焼けるよと母は言います。
ちなみに、私はこの遺伝子は全く引き継いでいませんけど。

それから何年後、何十年後でしょうか。
母がある時、突然戸棚から『家庭画報』のタルトタタンの記事を見つけたそうです。
そして、その時、「あ、これは何か呼ばれてるな!」と、そう思ったようで、
その足で、京都ラ・ヴァチュール まで行ったのです。
本物のタルトタタンを完成させたユリおばあちゃん。
ユリおばあちゃんも家庭画報のその記事を見て、とても喜んでくれたそうです。
もう何十年も昔の記事だから、ユリおばあちゃんご自身もその記事を持っていなかったそうで。

母はその時ユリおばあちゃんといろんな話をしたそうです。
その後も、手紙を送ったり、京都に会いに行ったり、
ユリおばあちゃんと母の交流は続きました。
母はいつも家のピアノの上に、ユリおばあちゃんと二人で撮った写真を飾り、
ユリおばあちゃんに話しかけていました。
母は何度もユリおばあちゃんが作るようなタルトタタンを作りたいと挑戦しましたが、
到底できるものではありませんでした。
ユリおばあちゃんがこのタルトタタンを完成させるのに、どれだけの努力と苦労をされたことか。
あんなタルトタタンは絶対に焼けない、母はいつもそう言ってました。

そして、2年前、ゲストハウスとともに母が急に「私、カフェやる!」と言い出してオープンした
カフェLa Vie Lente.
母は何度かユリおあばちゃんと、そして、今ではユリおばあちゃんの想いをしっかり受け継いで
がんばっていらっしゃるお孫さんの麻耶さんに会いに行き、
須坂でこのタルトタタンが食べられるようにしたい、とお願いしました。
でも、このタルトタタン。
すっごく手間がかかっているケーキで、4時間じっくりりんごを煮詰めているもの。
ケーキワンホールにどれだけの時間がかかっていることか。
京都ラ・ヴァチュールのカフェでも、タルトタタンが足りないくらい。
須坂に送ってもらうことができないのは当然。
母はLa Vie Lenteでユリおばあちゃんのタルトタタンを出すのをあきらめました。


カフェを始めて2年。


なぜか、突然、母はタルトタタンを焼き始めました。


どこでスイッチが入ったのか、私には全くわかりません。


ユリおばあちゃんのタルトタタン、
今の麻耶さんががんばっているラ・ヴァチュールのタルトタタンは食べられませんが、
30年近くユリおばあちゃんのタルトタタンを想い続けた母のタルトタタンができました。

昨年ユリおばあちゃんが亡くなられた時、麻耶さんがお電話をくれました。
心温まる優しいお話を麻耶さんが母に伝えてくれました。
ユリおばあちゃんが、最後の最後までラ・ヴァチュールの特別席で
静かな時間を過ごしていたように、
母にもお気に入りの腰掛があり、ユリおばあちゃんのように真っ白い髪になっても
ここに座ってカフェで過ごすんだ~と母はのんきに言います。

母にとっても特別なタルトタタン。
毎日丁寧に焼いて、カフェLa Vie Lenteでお待ちしております。



ラ・ヴァチュール(京都)
http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001070/


◆La Vie Lente 営業案内

営業時間:12:00~16:00
定休日:月・火
※現在はカフェ営業のみで、ランチのご提供はございません。
La Vie Lente 問い合わせ先
090-4461-4961  


2014年11月17日 Posted by Guest House KURA at 21:22Comments(0)Cafe La Vie Lente

本気シリーズ復活!!本気のハロウィン&仮装パーティー2014!!

10月の終わり・・・
もうだいぶ昔のことになってしまいました。

今年もやりましたよ!
本気の仮装パーティー!!

ゲストハウス蔵のハロウィンは、毎年ハロウィンなんて
関係ないくらいの、仮装パーティーになります(笑)
参加資格は、簡単♪
本気の仮装であれば、だれでもOK!!

今年も大満足の皆さまの本気、いただきましたm(_ _)m

どうぞ、ご覧くださいませ。





プロエロカメラマンゲルゲルによる撮影会の後は、
仮装で須坂の町めぐり。

大変にお騒がせいたしましたー!



そして、参加者&町めぐりの間に出会った方々による投票の結果!
今年のグランプリ、

けってーーーーーーーーーーーーい!!



彼女の良さは、動画じゃないと100%伝わらないのが、残念!!

2位がまさかの同票で、
2014年、TOP3はこの3名に決まりましたよ~(*≧∀≦)v



本気で優勝狙っていったのに、まさかの優勝逃しで・・・
私、立ち直れません!!!!(笑)

こんなにみんなレベルアップしてしまって、
さて、来年どないしよ。

来年も本気の皆さまのご参加、お待ちしておりますよっ。

Guest House KURA(ゲストハウス蔵)
長野県須坂市にある古民家宿
cheap and budget hostel in Suzaka, Nagano
http://www.ghkura.com/   


2014年11月11日 Posted by Guest House KURA at 19:03Comments(0)Events イベント ゲストハウス蔵の日々